古都華(ことか)は、奈良県生まれのオリジナル品種です。奈良県農業総合センターが「7-3-1」と「紅ほっぺ」を掛け合わせて育成し、2011年(平成23年)に品種登録されました。奈良県のオリジナルイチゴには「あすかルビー」がありますが、よりブランド力を強化するために開発されたイチゴです。
果皮はツヤのある濃いルビー色で、糖度と酸度が高めのバランスのとれた美味しいイチゴです。果肉がしっかりとしていて、日持ちがよいのもポイントです。
桃薫(とうくん)は、果実の大きさはやや大きめで、形は縦横比が同じくらいの円錐形をしています。
表皮の色は完熟してもとても淡い桃白で、真っ赤ないちごのイメージとは大きく違う個性的な品種です。
そう果(種のようなもの)のくぼみが一般的なイチゴに比べかなり深く、イチゴの表面が凸凹しています。
果肉は果皮近くから真に至るまで真っ白です。
香りは、桃やココナツ、カラメルのような香り成分が多く含まれているとされ、今までのいちごとは違った風味が楽しめます。